最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。このブログでは「ブロックチェーンの革新性」をテーマに記事を用意してきましたが、力不足のため話したいことの全てをお伝えできているのか、正直自信はありません。それでもブロックチェーンについてお話ししたいと思ったのには理由があります。

ブロックチェーンは仮想通貨のためだけの技術ではない

ブロックチェーンは、仮想通貨とセットで語られることがほとんどですが、実はそれ以上の可能性を持っています。この技術は、現在金融機関がおこなっている資産の台帳管理全てをカバーすることが可能で、その導入によるコストダウンは天文学的な数字にのぼるといわれています。それは現行の経済システム自体を揺るがすもので、銀行という存在そのものを消し去ってしまいかねないものです。

またクレジットカードの決済システムの利用にも、当然ブロックチェーンの技術は応用できます。そもそもクレジットカードの仕組みは、第二次世界大戦直後に生まれた古いもので、時折不正利用などの問題も発生する脆弱な安全性を持つシステムです。

こういったリニューアルが必要とされている古い技術は、近い将来ブロックチェーンの技術に取って代わられるはずです。それほど社会的に重要な技術であるにも関わらず、あまり認知されていないブロックチェーン。だからこそ、ここでみなさんにお話ししなければならなかったのです。